この年代の男性には、風しんに対する抗体を持っていない方が他の年代と比べて多くおられます。
風しんは1人の患者から5~7人にうつす感染力を持ちます1)。大人では症状が重くなる場合があったり、妊婦が感染すると生まれてくる赤ちゃんに障害が起きることがあります。企業にとっても、ご家庭においても大きなリスクとなりうる感染症です。
現在、全国の該当年齢の男性には、国の制度により、風しんの抗体検査と予防接種が期間限定で原則無料で受けられる機会が設けられています(風しん第5期定期接種)2)。
対象者の多くが企業で働く従業員です。社内のハイリスク世代の風しん対策として、ぜひ制度を活用してみませんか?